【大学の単位制度を解説】単位の種類・後悔しない単位の取り方を紹介

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【大学の単位制度を解説】単位の種類・後悔しない単位の取り方を紹介

はじめに

こんにちは!みりんです

大学生になると、高校生とは変わり

「自分自身で授業を選んで、単位を取り切らないといけない」単位制度になります。

自由で良い一面もある一方で、制度が複雑でかなり分かりにくいですよね。

しかし、大学生の初めのうちにしっかり単位制度を理解して、取得していないと、
後々かなり後悔をすることになってしまいます。

今回は、春から大学生のみなさんに大学の単位制度について徹底解説していきます。

今回の記事でわかること
・大学の単位制度
・単位の種類
・後悔しない単位の取り方
・単位取得の注意点

です!ではさっそくですが解説していきます。

大学の単位制度

一般的な4年制大学では、卒業をするために4年間で124単位の取得が必要になります。

授業を履修して、能力が身につくことで単位がもらえます。

文科省の指示で、1単位は45時間程度の学習内容となっています。

皆さんはご自身で授業を選びながら、この124単位を集めなければいけません。

単位の種類

皆さんは合計で124単位を取らないといけないのですが、その単位にも種類があるんです。

必修単位
この単位は必ず取らないといけない単位です。この単位は多くの場合、学校側から勝手に割り当てられることが多いです。単位を取得できないと、毎シーズン授業を組まされることになりますので早めにとっておきましょう。

選択必修単位
選択肢の中からいくつかの単位を選んで取る単位となります。指定の物の中から興味のある物、空きコマを埋めれるものを選んでいきましょう。

この選択必修の単位は、最後まで残りがちで留年の要因になりやすいのでご注意を!

自由選択単位
基本的に自由枠の単位となります。興味のある物や簡単そうな物、空きコマを埋めれるように取っていきましょう。

 

 

大学では、1単位の授業は少なく2単位、4単位の授業が多くなっています。

2単位授業
半年間を通して、週一回1コマ分の授業がある

4単位授業
1年間を通して、週一回1コマ分の授業がある
もしくは、
半年間と通して、週一回2コマ分の授業がある

このようなパターンが存在します。

後悔しないための単位の取り方

単位制度は、自身で取る授業、取るタイミングを選べます。そのため、同じ学年同じ学部の人でも取り方が多様になります。

この単位の取り方で後悔することがよくあるのでご紹介していきます。

単位の取り方で後悔すること
・もっと考えて授業を取ればよかった
・もっと早いうちにたくさん取っておけばよかった
・もっと成績をとればよかった

大学3、4年制では、こういった後悔の声がよく上がります。

では、それぞれどういったことが起きたのか、どう対策すれば良いのかみていきましょう

もっと早いうちにたくさん取っておけばよかった

早い人だと、大学3年生の春あたりから就活を始めることになります。

説明会、インターン、選考などの就職活動の多くは、平日に行われることになります。

そのため大学の1、2年生で単位をしっかりとっていないと、3年生の時に多く単位を取らないといけなくなります。

私自身も経験しましたが、授業と就活両方やるのはなかり大変です。

就活も準備する時間が少なくなり、授業も出席日収が足りなくなったり、内容についていけなくなったりとかなり苦労しました。

単位は、余裕のある1、2年生のうちにがんばってとっておきましょう。

4年生になると、「周りの友達は、海外旅行に行っているのに、自分は授業」みたいな悲しいことが起きてしまう可能性があるのでご注意を

もっと考えて授業を取ればよかった

もっと考えて授業を取ればよかったといった後悔の主な原因は、授業の組み方にあります。

・空きコマを作りすぎ
・1限を入れてしまった

空きコマを作りすぎ

基本的には授業は好きなように取れるのですが、一部授業は、学校が自動的に授業を組むものがあります。

そのため、学校が最低限の授業を組み、その後自分で授業を取ることになります。

大学が振り分けた授業が1限なのに、その日の5限に授業をとってしまうと2、3、4限の間は空きコマになってしまいます。

家が近い人は帰ることもできますが、近くない人は、数時間時間を無駄にすることになります。

1限を入れる

また、朝が弱い人は1限を取る時は注意しましょう!

高校生より授業の開始時間は遅いですが意外と寝坊します。とういのも大学生になると夜友人と遊ぶ機会が増え、遅い時間にアルバイトをすることになります。

私個人としては1限から動けたら1日を有意義に過ごせるようになるのでおすすめですが、朝来弱い人はご注意を

もっと成績をとっていればよかった

「せっかく単位を取れたのに、成績が悪かった」大学ではこういったことがよくあります。

大学では良い成績をとっていると得られる恩恵が多くあります。
・奨学金がもらえる
・ゼミの選考が有利になる
・大学院の進学が有利になる

基本的には、就活時において、大学の成績は関係ないことが多いです。
そのため「大学では成績は取らなくて良い」といった意見が目立ちます。

実際に私自身も成績は、下の上くらいでまったくもって誇れたものではないので耳の痛い話にはなってしまうのですが、大学でも良い成績をとっておいた方が良いです!

上記の恩恵を受けたいと考えている人は、しっかりと成績を取っていきましょう。

ちなみにですが、大学の成績や評価基準は、授業によって決まり方が違います。

単位や成績の評価基準
・期末試験
・レポート
・課題
・出席
・総合評価

このように大学では様々な観点で評価を受けます。成績を、単位を取りたい方は、事前にその授業では何が重視されているのかをリサーチした上で授業に臨みましょう。

何が評価されるかは、大学から配布されるシラバスや上級生方情報をもらうことが多いです。

単位取得の注意点

最後になりますが、単位を取る時の注意点を紹介していきます。

大学生活の目的を意識する

大学での授業は楽をしようと思えばかなり楽をできます

「空きコマをなくして、楽単(簡単に取れる単位)を取りまくる」

ただ、本当にそれで良いのか?
自分の大学生活の目的を意識して自問自答してみましょう。

 

もちろん、「大学生活を楽しみに来た」
こういった方は、大いに楽をして、自分のやりたいこと、全力を尽くしたいことに力を注ぎましょう。

ただ、「大学に何かを学びに来た」、「こんな学問学んでみたい」と思う意思があるのであれば、
多少面倒そうな日程、授業でも積極的に挑戦していきましょう。

「高が授業一つ」といえど、本当に学ぶ意思があれば、その時間はとても実のあるものになります。

意外とそんなところから、将来の生活、仕事が見えてくるかもしれません。

遊び、楽をすることに全振りするのでなく、多少頑張ってみると、あなたの糧となる知識やスキルが身につきます。

ダメな時の自分のことも考えよう

1個目の注意点とは、ほぼ真逆なことを言うようですが、人間常に全力を尽くすことは難しいです。

部活に集中したい時、飲み過ぎてしまった時、長期で旅行に行きたい時、などなど大学生活では、イベントややることが多く、意外と「日常」が少ないものです。

真面目な方は特に、真面目でないかともそうですが、「自分が一番辛い時どこまでできるか」のキャパシティを考えながら授業のスケジュールを組んでいきましょう。

特に試験期間に入ると、試験や課題、レポートがかなり重なります。授業を入れすぎるとかなり苦労するのでご注意を!

「履修登録時はやる気があったが、授業3週目にはもうすでにやる気がない」
ってのは大学生あるあるです

最後に

最後になりましたが、「授業は取らないといけない場所」と考えるより、「学びたいものを好きなだけ学べる環境」と捉え方を変えてみると学モチベーションも、身に付く知識やスキルも大幅に上がります。

実際に私が大学の授業に限定して学んだこと知識やスキルで役立っているものを紹介します。

私が学んだこと
・投資、経済、経営のベースとなる知識
・資料から情報を得るスキル
・まとめて説明するスキル
・PCやオフィス、ITを使うスキル

などなど意外と少なく見えますが、どれも今の私にとっては必須のものです。

こんな感じで、大学での勉強や学びにはちゃんと意味があるんです。

「力を入れるとことは入れて、抜くところは抜く」
メリハリをつけて大学生活を謳歌していただけたら嬉しいです。

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